こんにちは。江戸川区瑞江駅から徒歩2分の場所にある就労移行支援事業所のこぶし瑞江です。
今日のプログラムは「リフレーミング」。今回は、自分の中でネガティブに感じた出来事を発表し、それをほかの利用者さんたちがポジティブな言葉に言い換えるという方法で行いました。
「朝寝坊してしまった」「面接で緊張してうまく話せなかった」「人に注意されて落ち込んだ」など、日常の中で誰にでも起こるエピソードが次々に挙がりました。発表された内容に対して、周りの利用者さんたちはすぐに前向きな言葉を返していきます。「体が休息を求めていたんだよ」「緊張するほど真剣だったということ」「注意されたのは、成長を期待されている証拠だね」。一人ひとりの言葉には優しさや思いやりが込められていて、自然とあたたかい雰囲気に包まれました。
リフレーミングは、ネガティブを無理に消すものではなく、出来事を別の角度から見つめ直す練習です。誰かの言葉をきっかけに、自分では気づかなかった新しい見方が生まれることもあります。終わったあとには、「考え方を変えると気持ちが軽くなる」「人の意見を聞くと発見がある」という感想が多く聞かれました。
こぶし瑞江では、こうした対話を通じて“考え方の柔軟さ”を養うプログラムを行っています。ちょっとした言葉の受け取り方を変えるだけで、日々の出来事が前向きに感じられる。リフレーミングは、そんな心のストレッチのような時間になりました。
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