ファシリテーション講座で“司会デビュー”

こんにちは。江戸川区瑞江駅から徒歩2分の場所にある就労移行支援事業所のこぶし瑞江です。

今日のこぶし瑞江では、ファシリテーション(場を進める技術)について学ぶ講義を行いました。
「発言しやすい雰囲気の作り方」「話題の整理」「意見が出ないときの声のかけ方」など、会議や作業の場で役立つ基本を、スライドを使いながら丁寧に確認していきました。

講義の後は、さっそく実践編です。
利用者さんが順番に進行役を担当し、小さなグループディスカッションを行いました。テーマは「こぶし瑞江の改善したいこと」。進行役は、最初に話す人を決めたり、時間を調整したり、まとめの一言を添えたりと、短い時間の中でも“場を動かす役割”を体験していきます。

最初はぎこちなさがあったものの、
「では、つぎの方お願いします」
「さっきの意見、もう少し詳しく聴いてもいいですか?」
といった声が自然と出るようになり、グループ全体のやり取りが少しずつ滑らかに。

終わってみれば、
「自分が思っていたよりみんなが話してくれて安心した」
「司会って難しいけど、ちょっと楽しかった」
「相づちを意識すると雰囲気が変わるね」
といった気づきが多く聞かれました。

ファシリテーションは、就労準備の中でも“実践してこそ身につく”スキルです。
こぶし瑞江では、これからも講義と実践を組み合わせながら、利用者さん一人ひとりが自信をもって発言・進行できる場づくりを続けていきます。

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