スクラッチアートで“無”になれた日

こんにちは。江戸川区瑞江駅から徒歩2分の場所にある就労移行支援事業所のこぶし瑞江です。

今日のプログラムはスクラッチアート。
黒いシートをカリカリ削っていくと、下から色が出てくる、あれです。

最初は「どんな絵にしようかな」とか「きれいに仕上げたいな」とか、頭で考えていたんですよ。けれど、削りはじめると、だんだんどうでもよくなってきて…。ただペン先を動かすことに集中してしまう。

カリ、カリ。
単純な音と感触が気持ちよくて、気づけば無心。
横で「楽しい!」って声が聞こえても、返事を忘れるくらい。

不思議ですね。
普段はあれこれ考えてしまうのに、スクラッチアートをしている間だけは頭が空っぽになれる。
うまく描けるかなんて気にしない。ただ削るだけで、ちょっと心が軽くなる。

終わって振り返ったとき、「あぁ、こういう時間って必要なんだな」と思いました。
作品そのものよりも、“無になれた自分”が残った感じです。

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