晴れてるけどこれから雨

こんにちは。江戸川区瑞江駅から徒歩2分の場所にある就労移行支援事業所のこぶし瑞江です。

今日は朝から気持ちよく晴れていた。窓から差し込む光が部屋を満たし、外に出ると空は澄み渡っていて、まるで夏の名残を惜しむような陽気だった。風も柔らかく、少し歩いただけで気分がほどけていく。こんな日は、つい「今日は一日中いい天気だろう」と思い込んでしまう。

けれど天気予報では、夕方から雨になると言っていた。午前中はあまり実感がなかったが、午後に入ると少しずつ空の表情が変わってきた。西の空に雲が集まり、白から灰色へ、そして濃い影を落とすように広がっていく。まだ陽射しは強いのに、遠くから湿った空気が運ばれてくるのが分かる。

晴れているのに、これから雨が来ると知っていると、同じ景色も少し違って見える。木々の葉の揺れや、鳥の鳴き声にどこか緊張が混じっているように感じられる。まるで街全体が、これから訪れる雨の気配を察して、静かに備えているかのようだ。

人の一日も天気に似ている。気分が晴れている時に、急に雲が広がるような出来事が起こることがある。逆に、雨だと思っていたのに、ふと空が割れて光が差し込むこともある。予報どおりにいかないところも含めて、移ろう天気は私たちの日常そのものを映しているのかもしれない。

夕方、窓の外を見上げると、空はすっかり厚い雲に覆われていた。まだ雨粒は落ちてこないが、空気はひんやりとして、いつ降り出してもおかしくない。そんな緊張感の中で過ごす時間も、なぜか悪くない。晴れた時間を味わったからこそ、これから訪れる雨を少し楽しみにも感じる。傘を片手に、変わりゆく景色を歩いてみようと思う。

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