自分の考えを伝える、ごくごく普通の事だがこれが実はたいそう難しい
そんな内容でプログラムを始めてみた
とは言っても、いきなり自分の考えや気持ちを伝えるではハードルが高いので今回は簡単なゲームにしてみた
参加者は6人、お題を決めてその内容を絵だけで次の人に伝える、言葉は無し、身振り手振りも禁止である
それを受け取った人が同様に絵を描き次々と申し送っていき、最後に受け取った人が答えを発表するのだが・・・
中には絵が苦手な人がいたり、前の人の絵の解釈に苦しんだり、おそらくこういうお題だったのではないかと勝手に変更してしまったりとなかなか思いは伝わらない
最後のお題は「スカイツリー」、この問題は一見簡単そうにみえて人それぞれ思い描くスカイツリーにこんなにも差があるのかと考えさせられた
テレビでも実際にもそれぞれが何回も見てはいるだろう、自分の頭の中に浮かんだスカイツリーが絶対なのである
絵の伝達がどんどん進むにつれて雲行きが怪しくなっていく
私は中立の立場で皆さんの伝達の流れをすべて見ているし正解のお題も知っているから、最初は誰が見てもスカイツリーだったものが途中から東京タワーっぽくなってきている
案の定、最後の人が答えたのは「東京タワー」だったwww
最後に振り返りを行ったが、小さなメモ用紙にスカイツリーの634mを表現するのは無理があるし、東京タワーとの高さの比較もできない
大事なことは自分の思い込みで描いてしまうと相手には伝わらない
相手がどのように思うかをよく考えることがちゃんと伝える秘訣だと気づかされた
そのことから普段から言葉で自分の気持ちを伝えたい時も、まず伝えようとした言葉を相手はどのように感じるだろう?ちゃんとわかってくれるだろうか?と相手の気持ちになって話をすることを学んだのでした
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